メイン画像

新着情報

【イベント報告】2023/12/10シーオそだて隊「稲わらで正月飾り作り」

2023年12月10日(日)10:00~11:45、13:30~15:15「シーオそだて隊~稲わらで正月飾り作り~」(以下、そだて隊)を実施しました。その様子をご報告します。

今回は初めて、「桜環境センター環境啓発施設LINE公式アカウント」でイベント告知をしました。それにもかかわらず、15組35名もの方にご参加いただき、大変賑やかなイベントとなりました。

冒頭ではビオトープ「シーオ」に集合し、材料のイネが育った場所「シーオ」を見学。その後、作業会場へ移動しました。

 

 

10月8日の「シーオそだて隊”稲刈り”」で刈り取り、影干ししたイネ。
そのイネをスタッフが前日から水につけ、柔らかくなった状態から作業を始めます。

まずは水で柔らかくなったイネの葉を、1本1本、丁寧に取り除いてきれいにします。
最初は「どうやったらいいんだろう???」と戸惑っていた方も、やがて作業に慣れ、わいわいと賑やかに作業が進みます。

 

 

次に、ワラを束ね、木槌で叩いて柔らかく加工します。
会場中に、木槌でワラを叩く「コンコンコンコン・・・」という音がこだまします。

 

 

さらに、ワラ束をねじって、ひねって、しっかり結び、時に親子で協力し合いながら、

 

あっという間に、素敵な正月飾りが完成しました!

 

 

集合写真からは、素敵な作品ができた嬉しさ、協力し合って作業したことで生まれた一体感や充足感が伝わってくるようでした。

 

そして、最後のまとめの話では、
・田んぼでは、イネを中心に多くの生きものが関わり合って生きていること。
・作った正月飾りは、そんな生きものたちの命を支えてきたイネでできていること。
・お米をとった後に残るワラも、大切な資源だったこと。しかも、使い終わったらたい肥にしてイネの栄養にできること。
をお伝えしました。

 

 

難しい内容の話にもかかわらず、全員が真剣に聞き、考えている様子だったのが印象的でした。

アンケートでは、
・楽しかった!(小学生、他多数)
・正月飾りだけだと思っていたが、ビオトープやその成り立ちを知ることが出来て勉強になりました(30代)
・スタッフの方々の知識が豊富で楽しめました。稲を中心とした生物のピラミッド構造の説明がよかったです。(30代)
・Staff is passionate about nature, and talked about many interesting topics!(30代)
といった声をいただきました。

 

これをきっかけに、身のまわりの田んぼの様子や、そこに集まる生きものたちに、興味を持っていただけたらと思います。そして、たくさんの生きものの命を支えた稲わらで作った正月飾りとともに、新しい、よき年をお迎えください。参加した皆さん、お疲れさまでした!

 

次回について

次回のそだて隊は、2月25日(日)シーオそだて隊「真冬のスペシャル生きもの調査」です。
さいたまの生きmono展」のイベントの1つとして開催します。お楽しみに!
初めての方もリピーターの方も、一緒にビオトープ「シーオ」を育てていきましょう!

【 シーオそだて隊】の今後の予定と、過去の様子はこちらからご覧いただけます。

 

 

お知らせ①イベント情報をイチ早く、手元にお届けします!

2024年も、桜環境センター・環境啓発施設では、様々なイベントを企画して皆さんをお待ちしています。
イベント情報は、どこよりも早く「桜環境センターLINE公式アカウント」でお知らせします。

 

<桜環境センター・環境啓発施設LINE公式アカウント>

フォローはこちら↓
 https://lin.ee/daWQ8Ah

 

 

お知らせ②「さいたまの生きもの写真大募集!」

2024年1月5日(金)~2024年2月28日(水)、あなたが撮影した「さいたまの生きもの」の写真を大募集!
作品は、期間中~2025年開催の生きmono展まで、館内のディスプレイ画面に表示します。ご応募お待ちしております!
詳しくはこちら

 

【お問い合わせ】
桜環境センター環境啓発施設2階 アクトセンター
Tel : 048-710-5345  Fax : 048-839-6387
E-mail : sakura★com-sup.com(★を@に変えてください)