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【イベント報告】シーオそだて隊「セイタカアワダチソウを抜いちゃおう!」

2025年6月22日(日)10:00~11:00、シーオそだて隊「セイタカアワダチソウを抜いちゃおう!」を実施しました。

今回は、4組11名の方々が参加。
参加者・スタッフ総出で、ビオトープ「シーオ」に生えた外来植物「セイタカアワダチソウ」を探して抜き取る、ビオトープの環境保全作業をやりました。
ただし、当日は気温が30℃を超えていたため、
屋外作業を20分に制限し、作業後の熱中症予防体験も盛り込みながら、安全に実施しました。

 

アンケートでは、
「生きものや植物のことを知れた。」(小学生)
「自然の説明を小学生にもわかりやすく話してもらえたからよかった。」(小学生)
「ただ”雑草”を抜くだけだと思いきや、見た目がにている絶滅危惧種も生息していて、見分けが難しいことを知ることができたからよかった。」(40代)
「生態系が学べました。」(30代)
などの感想をいただきました。参加した皆さん、お疲れさまでした!

 

外来生物について、詳細はこちら
セイタカアワダチソウについて、詳細はこちらをご覧ください。

 

次回のシーオそだて隊は10月12日(日)「稲刈り」を企画しております。
皆様のご参加をお待ちしています。
初めての方もリピーターの方も、一緒にビオトープ「シーオ」を育てていきましょう!

【シーオそだて隊】の今後の予定と、過去の様子はこちらからご覧いただけます。

外来生物って、なぁに?

外来生物とは、「人によって移動させられた生きもの」のこと。
外国産の生きものだけでなく、国内であっても、本来いた場所から移動させた生きものは外来生物になってしまいます。

例えば、皆さんが飼っている大切なペット(動物・植物問わず)も、外に放たれれば、その場所の生態系に大迷惑をかける外来生物になってしまいます。
さらに、ひとたび増加が始まれば、取り除くことは非常に難しい厄介な存在になってしまいます。

 

難しいようにも思える外来生物対策ですが、

・ペットは最後まで責任をもって飼う
・ペットが逃げ出さないように、きちんと管理する
・園芸で使った土を屋外に捨てない

などを守ることも、立派な外来生物対策です。

 

一人一人の行動と心がけで、身近な自然を守っていきましょう。

 

セイタカアワダチソウって、なぁに?

 

セイタカアワダチソウは、北アメリカ原産の植物です。
1890年代に観賞用などの理由で持ち込まれ、1940年代に、各地で爆発的に増殖しました。

 

セイタカアワダチソウは根から次々と新しい株を出したり、他の植物の成長を阻害する物質を出したりすることで、大きな群落を作ります。すると、そこに生えていた他の植物は生えられなくなったり、その植物を利用していた生きものはすみかをなくしたり、と、生物の多様性が低下します。

 

ビオトープにも多くのセイタカアワダチソウが生えていましたが、
・スタッフやイベント参加者で抜き取り続けた
・本来この地域に生息していたような、多様な草が生えた
・多様な草が生えたことで土壌中の水分が増え、セイタカアワダチソウが生えにくい環境になった
等により、年々、数が減りつつあります。

また、抜いたセイタカアワダチソウは、すべて堆肥場で堆肥化し、ビオトープの多くの生きものたちを支えています。

今後、ビオトープ内のセイタカアワダチソウがどう変化するのか。
ぜひご注目ください。

 

【お問い合わせ】
桜環境センター環境啓発施設2階 アクトセンター
Tel : 048-710-5345  Fax : 048-839-6387
E-mail : sakura★com-sup.com(★を@に変えてください)

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