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【イベント報告】2023/5/4シーオそだて隊「イネの種まき」
投稿日:2023.05.06
2023年5月4日(木・祝)10:00~11:30、「シーオそだて隊~イネの種まき~」(以下、そだて隊)を実施しました。その様子をご報告します。
今回の作業は、シーオの田んぼで育てるイネの種まき作業でした。
作業は屋内でやりますが、まずはビオトープ「シーオ」の様子を知るために、シーオの田んぼを見学しました。
「あっ!オタマジャクシがいっぱいいる!」「イトトンボがここにいます!!」と、作業前からわくわく感がいっぱいな皆さんでした。
見学が終わると、屋内に移動し、いよいよ種まき作業です。
イネの品種は
①6月田植え、10月稲刈りができること
②無肥料無農薬に耐えられる品種であること
を条件に選び、今年は「さよむらさき」という古代米(黒)を使いました。
まず、セルトレイのマスの8割程度に土を入れ、
次に1つ1つのマスに種を3粒ずつ入れます。大人も子どもも、とても真剣な表情で作業を進めます。
そして、全部のマスに種を入れ終わったら、マスのギリギリまで土を入れ・・・。
作業完了です!
細かい作業を終え、達成感たっぷりの笑顔がこぼれます。
作業自体は地味ですが、1枚のセルトレイにマスは128個もあります。しかもそれが14枚!
すべてのマスに正確に種をまくのは、なかなか大変な作業でした。皆さん、お疲れさまでした!
そだて隊はここまでですが、午後、そだて隊の希望者とスタッフで、イネを育てる苗代(なわしろ)を作りました。
種をまいた育苗箱を慎重に運び、田んぼの中に並べ、ネットをかけて、あっという間に苗代が完成しました!
田んぼは「お米を育てる場所」ですが、それと同時に「多様な生きものの命をはぐくむ場所」でもあります。
それに加え、シーオの田んぼは「生きもの第一」でイネを育てる田んぼです。みなさんが撒いた小さな種が、今シーズンいっぱい、驚くほど多くの生きものの命をはぐくみます。
5月5日、早速、苗代でシオカラトンボが羽化していました。
ネットの中で羽化すると外に出られないため、この後スタッフがそっと逃がしました。
今後、イネは数日で芽が出て、1カ月ほどで田植えができる丈夫な苗に成長します。
苗を育てる期間中も、苗代のまわりに多くの生きものが集まります。
そんな生きものたちに会いに、ぜひシーオに遊びに来てください。
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