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【イベント報告】2022/10/9シーオそだて隊「稲刈り」

2022年10月9日(日)10:00~12:00、「シーオそだて隊~稲刈り~」(以下、そだて隊)を実施しました。その様子をご報告します。

今回の作業は、ビオトープ「シーオ」の田んぼの稲刈りです。
シーオの田んぼは「いきもの第一」。
田んぼの水の中にいる多くの生きもののため、水を抜かず、機械も使わずにイネを刈る、大仕事です。

 

作業の仕方、田んぼの生きもののことなどをしっかり学んだあと、約20名のそだて隊の皆さん&スタッフ総出で作業を始めました。

 

「どうやったらうまく鎌が使えるんだろう・・・?」
と不安げだった子どもたちも、数株のイネを刈ったらコツをつかみ、「できた!」と自信に満ちた表情に。

 

 

そして、大人の皆さんも、

 

泥だらけになりながら、真剣に作業を進めていました。

 

そしてもちろん、稲刈りを進めるにつれ、田んぼに隠れていた生きものたちも登場しました。
中にはトウキョウダルマガエル(埼玉県の準絶滅危惧種)をつかまえた人もおり、そだて隊全員で「こんな生きものがここにいるの!?」と驚いていました。

刈り取ったイネはヒモでしばって運び出し、一部を林に設置した稲架掛け台(はさかけだい)に干して終了です。

最後に撮影した集合写真では、全員泥だらけ。
ですが、皆さんの表情から、充実感や満足感、そして何より大仕事を無事に終えた達成感が伝わってきました。

アンケートでは、
「楽しかったし、協力出来てうれしかった」(10代 小学生)
「達成感があり、充実した時間でした」(50代)
「在来生物の保護の重要性も理解した様でした」(40代)
と様々な声をいただきました。
参加した皆さん、お疲れさまでした!!

この先、田んぼではトンボたちの産卵が見られたり、湿地に来る鳥たちが来たりと、イネがある時とはまた違った生きものたちでにぎわうようになります。ぜひご注目ください。

 

また、刈り取ったイネの大部分は、桜環境センターのヒミツの場所で陰干し中です。


稲わらは12月開催予定の「稲わらで正月飾り作り」(要予約/詳細は後日)で使います。
今年のイネは「神丹穂(かんにほ)」という観賞用の赤米なので、どんな正月飾りができるのか、スタッフもわくわくしています。ぜひご期待ください。

 

次回について

次回のそだて隊は、11月20日(日)シーオそだて隊「セイタカアワダチソウを抜いちゃおう!」です。
また、11月13日(日)開催の「桜エコ・フェスタ2022」ではシーオの柳で「柳のリースの土台づくり」も開催予定です。

初めての方もリピーターの方も、一緒にビオトープ「シーオ」を育てていきましょう!

「シーオそだて隊」は月1~2回のペースで開催しています。

【 シーオそだて隊】の今後の予定と、過去の様子はこちらからご覧いただけます。

 

利用案内Guidance

利用時間9:00~17:00
休館日月曜日
(休日の場合は、次の休日でない日)
電話番号048-710-5345
FAX048-839-6387