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【イベント報告】田んぼクラブ2018 Act.3「田植え」

田んぼクラブAct.3「田植え」報告

6月3日、真っ青な夏のような空の下、田んぼクラブAct.3「田植え」を行いました。

ほとんどが田植え初体験という、今年の参加者の皆さん。開始前から「今日は泥んこになるのかな。」「田植えはうまくできるかな。」と、ドキドキ。

まずは室内で前回までのおさらいし、いざ外へ。まずは、田んぼに入らず、澄んだ水の中にいる生きものを観察をしました。

5月よりも青々と緑が茂ったビオトープには、様々な生きものの姿が。特に変化したのはオタマジャクシやトンボの数。前回の5月ではまだ数が少なく、小さかったオタマジャクシが、田んぼに「わらわら」といる様子に一同びっくり。そこへ、みんなの人気者・トウキョウダルマガエルも登場。必死に追いかける子供たちとカエルたちの攻防がそこかしこで繰り広げられていました。

そして、いよいよ田植えです。田んぼに入った瞬間は、「ぎゃー!」「すべるー!」「ぬるぬるするー!!」と大騒ぎ。ですが、時間が経つにつれて田んぼの泥にも慣れ、全員、真剣に田植え。30㎝ごとに印をつけたロープを頼りに、1本ずつ、手で苗を植えていきました。最初は植える位置がうまくそろいませんでしたが、スタッフ・参加者全員で声をかけあい、1列終えるごとに、だんだん上手になっていく田んぼクラブ2018の皆さん。あっという間に、田んぼにイネが並んでいきました。

イネが並ぶと、すぐに様々なトンボが再び姿を現しました。田んぼに立つイネを頼りに産卵するイトトンボの仲間や、バチバチッと体当たりしながら縄張り争いをするシオカラトンボやギンヤンマなど、田んぼが多くの生きものの生活の場であることを感じさせてくれました。

この先、イネの成長とともに、田んぼに出現する生きものはさらに変化していきます。田んぼを舞台に、きっと様々な生きもののドラマが見られるでしょう。

田んぼクラブ2018にご参加の皆さん、お疲れさまでした!次は7月のAct.4 「田の草取りと真夏の生きもの観察」でお会いしましょう!