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【イベント報告】さいたまの生きmono講座「こんなに生きものが増えたよ」

投稿日:2020.02.26

2月16日(日)に「さいたまの生きmono講座」を開催しました。今年の講座は、5年間のビオトープの植生と生きものの変化「こんなに生きものが増えたよ」です。幼児~70代まで非常に幅広い年代の方々、8組19名の方がご参加くださいました。

講座前に行ったミニ工作「ダンボールでカメラ型フォトフレームを作ろう」も大好評。30分という短い時間でしたが、親子で工作を楽しんでいただいた後に、いよいよ講座です。

桜環境センター・ビオトープの5年間の変化を丁寧にたどりました。2015年の開設当初は、土しかなかったビオトープ。しかし、徐々にさまざまな動植物が集まり始め、2015年度の確認種数は217種、4年目の2018年度は419種と右肩上がりに増加してきました。これは、
・目標の設定:かつて農の営みとともにあった自然を再生する
・運営のルール:
 1)生きものは持ち込まない
 2)適度に人が手入れする、
 3)田んぼは生きもの第一、収穫第二
・順応的な管理
によって実現してきました。

その内容は、複雑すぎて理解しづらい点が多々あります。そこで今回の講座では、小さいお子さんにも理解できるように、みんなで「あなたの生きものどこにすむ?」というゲームも行いました。ギンヤンマ、トウキョウダルマガエル、キアゲハ、ツバメシジミのライフステージ(卵、こども、変身、おとな、産卵)ごとのカードを配布。そのカードの裏側にはそれぞれがどんな環境にいるのかががイラストで描いてあります。参加者の皆さんからは、「同じ生きものなのに、すんでいるところが全然ちがう!」など驚きの声が上がっていました。

ゲーム後、5年間のビオトープでどんなことが起こっていたか順を追って解説。丸坊主だったビオトープにさまざまな植物が生え、田んぼの運営が軌道に乗り、そこに生きものたちが徐々に集まってきていること。さらに、ビオトープ内で繁殖しはじめた種もいること。そしてその間には、ビオトープスタッフが各エリアを適度に、微妙なさじ加減で管理していることをお話ししました。途中、雨があがったのでほんの少しビオトープを歩き、まとめの話をして終了。

見学の時には、お子さんたちはミニ工作で作ったカメラ型フォトフレームを首から下げて参加していました。手作りフォトフレームを通してみるビオトープは、一味違って見えたのではないでしょうか。

ご参加の皆さんからのアンケートでは、
・子供も大人も楽しめる内容でとてもよかった
・短期間でも生きものを増やせるということが知れた
・論理的なお話でわかりやすかった
・けっこう難しい内容を、よく子供達もついてきてくれたとびっくり。
といった感想をいただきました。

この先、ビオトープが成長するにつれ、出現する生きものにも少し変化が現れると考えられます。今後もぜひ、ご注目ください。