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【イベント報告】ビオトープクラブ「カエル探検」の報告

投稿日:2019.06.04

5月19日(日)10:00~12:00、薄曇りの空の下、ビオトープクラブ「カエル探検」を実施しました。当日は、小学生の親子連れから大人のみのグループまで、10組25名の方々が参加し、カエルだらけな2時間を過ごしました。

最初は屋内「さくらラボ」でカエルの基礎講座。
カエルは日本に何種類いる?さいたま市には何種類?
カエルは何を食べている?では、オタマジャクシ(カエルの幼生)は何を食べているの?
カエルはどこで暮らしているの?
と、クイズを出しながら話を進めます。

参加した皆さんは活発に手を上げたり、発言したり、考えたり・・・。
40分間かけた長めの基礎講座でしたが、終始にぎやかな時間となりました。

それが終わるといよいよビオトープへ。
各グループがビオトープの地図が描かれた「カエル探シート」を持ち、カエルを探し、発見場所を地図に書き込みました。

探索中に成体のトウキョウダルマガエルが姿を現すと、「カエルがいた!」「こっちに逃げたよ!」と大はしゃぎ。カエルをじっくり観察している人、捕まえようと追いかける人、チガヤの穂を使ってカエル釣りに挑戦する人、オタマジャクシを観察する人、と、各々がカエルとの時間を楽しみました。

そして、最後のまとめでは、カエルたちの今置かれている状況をお話ししました。
日本では、水田を使うカエルがおよそ20種類いるものの、その水田に急速な変化が訪れています。
6月に行われていた田植えは、4~5月と早まり、
イネの成育途中で水を抜く「中干し」が必ず行われるようになりました。
また、農薬によって田んぼにいる生きものが減り、カエルの食べものは減少。
さらに、水路の三面コンクリート化によって、手足に吸盤が無いタイプのカエルたちは、移動が難しくなりつつあります。

皆さんの身の回りに、カエルはいますか?
いるのであれば、なぜそこにいるのでしょうか?
いないのであれば、なぜそこにいないのでしょうか?
カエル探検への参加をきっかけに考えてみましょう!

と呼びかけてイベントを終えました。

参加者からは、
・カエルの今やカエルのいる場所がわかってよかったです(10代 女性)
・田んぼの形態が昔と変わってることが詳しくわかりました(40代 女性)
・カエルの生態を子供がよく知れてよかったです。最初はきもち悪がっていましたが、とても楽しんでいました(40代 男性)
等の感想をいただいています。

現在、ビオトープではトウキョウダルマガエルやニホンアマガエルのオタマジャクシ(幼生)をたくさん観察することができます。また、田んぼの中以外にも、草むらでは立派な大人のカエルが隠れていることもあります。

また、ビオトープの田んぼでは、6月上旬に田植えを予定しています。今後もビオトープや生きものたちにぜひご注目ください。