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【イベント報告】田んぼクラブ2017-Act.4 田の草取り

7月30日、田植えから約1ヶ月が経った田んぼで、田の草取りと生きもの観察を行いました。

約1ヶ月前、田植えの時に約20cmだった苗は、倍以上の40~50cmの高さに。一か所当たり3本程度だった茎も「分げつ」を繰り返して10本以上に増え、葉の色も黄緑色から濃い緑色に、逞しく育ちました。

稲を見た後は、水が澄んでいるうちにまずは生きもの探し。大事な稲を踏み倒さないように、注意しながら、網を片手に田んぼの中をジャブジャブ。
「こっち、トウキョウダルマガエルいたよ~!」「バッタだ!!」「あっ、逃げられた!!」
つかまえた生きものは、大まかな仲間毎に虫かごに分類し、図鑑を見ながらじっくりと観察しました。

続いては、田の草取り。稲の成長に必要な養分を奪ってしまう草、稲よりも早く成長して日陰にしてしまう草、稲と一緒に生えて異なる種子を混入してしまう草、などを、稲作にとっての「雑草=田の草」と呼びます。ビオトープの田んぼではありますが、取っても取っても増えてしまう強い繁殖力を持つ水草が多いことから、抜き取りと埋め込みによる「田の草取り」を行いました。さすが全員田植えの経験者。作業はあっという間に終了しました。

8月はお休みし、9月は秋の田んぼの生きもの観察を行います。

※田んぼクラブの参加受付は、4月4日に定員のため終了しております。予めご了承ください。なお、田んぼはいつでもご覧いただけます(休館日を除く)。