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【イベント報告】2023/2/26シーオそだて隊「真冬のスペシャル生きもの調査」

2023年2月26日(日)13:30~14:30、「シーオそだて隊~真冬のスペシャル生きもの調査~」(以下、そだて隊)を実施しました。その様子をご報告します。

 

今回の作業は、ビオトープ「シーオ」の「生きもの調査」です。シーオで生きものを探し、その名前を記録します。

記録したデータは、スタッフが毎日やっている生きもの調査のデータと同じように、ビオトープのモニタリングデータとして使います。

簡単そうに見えますが、シーオの「健康診断」のような、とても重要な作業です。

 

 

8組20名の参加者の皆さんと一緒に、調査方法の説明と作業の危険予知訓練をしてから、作業開始です。
今回は「スペシャル調査」なので、普段は入れない「立入禁止エリア」でも生きもの探しをしました。

子どもたちはもちろんですが、大人も真剣に生きものを探します。
田んぼや池の中、草むら、枝を積み上げた場所、落ち葉の下・・・と様々な場所をくまなく探しました。

 

 

当日は晴れたものの、強い風が吹き付け、体感温度がかなり低い日でした。
そんな状況でも、みんなの力で19種もの生きものを見つけ、データとして記録しました。

 

つかまえたヤゴ(トンボの幼虫)たち

 

見つけた生きものの中には、初確認のゴマダラチョウの越冬幼虫の姿も!落ち葉にぴったりと体をくっつけた姿に、スタッフも参加した皆さんも「すごい!」と感動しきりでした。

 

落ち葉にくっついた、ゴマダラチョウの越冬幼虫

参加された皆さん、お疲れまでした!

 

次回のそだて隊は、3月19日(日)シーオそだて隊「春の目覚めの生きもの調査」です。詳しくはこちら
3月をもって、2022年度の「シーオそだて隊」は終了になります。

初めての方もリピーターの方も、一緒にビオトープ「シーオ」を育てていきましょう!

「シーオそだて隊」は月1~2回のペースで開催しています。

【 シーオそだて隊】の今後の予定と、過去の様子はこちらからご覧いただけます。

 

見つけた生きもの

【クモの仲間】
ウヅキコモリグモ
他1種(幼体のため判定できず)

【コウチュウの仲間】
カブトムシ(幼虫)
シロテンハナムグリ(幼虫)

【チョウの仲間】
ゴマダラチョウ(越冬幼虫)(初確認)

【トンボの仲間】
ギンヤンマ(幼虫)
シオカラトンボ(幼虫)
ショウジョウトンボ(幼虫)
イトトンボの仲間(幼虫/種不明)

【カマキリの仲間】
オオカマキリ(卵のう)
ハラビロカマキリ(卵のう)

【その他(昆虫)】
アブの仲間(幼虫)

【その他(昆虫以外)】
オカダンゴムシ(成体)
ワラジムシ(成体)
ナメクジの仲間(成体/卵)
ミミズの仲間(成体)
ウスカワマイマイ(成体)
ヨコエビの仲間(成体)

【植物】
スギナ(胞子茎/俗称:ツクシ)

【お問い合わせ】
桜環境センター環境啓発施設2階 アクトセンター
Tel : 048-710-5345  Fax : 048-839-6387
E-mail : sakura★com-sup.com(★を@に変えてください)