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【イベント報告】サマースクール「ビオトープ見る知るphotoウォーク」


サマースクール「ビオトープ見る知るphotoウォーク」開催!

7月29日(日)、桜環境センター・環境啓発施設のサマースクールで、生きもの観察とその写真撮影術などを学ぶ「ビオトープ見る知るphotoウォーク」を開催しました。イベントの参加者は、小学生から60代以上と、幅広い年代の5組15名のみなさま。

まずは屋内でレクチャー。
野生の生きものの写真を撮るには、まずは、生きものを見つけなければなりません。そもそも、野生の生きものは人の目に付きやすい場所にいる?という問いから、生きものがどんな場所で何をしているか「生態」を考えることがポイントであることをお話ししました。続いて、現地に行く前に、ビオトープの写真を見ながら、草むらや田んぼ、池の周りなど、ビオトープの中で生きものがよく見られる場所をお話ししました。合わせて、写真撮影のコツもちょこっとご紹介。「被写体にピントを合わせる」「光の向きに気を付ける」「構図は被写体の向いている方向の空間を空ける」など、ごく簡単なことを例を挙げてお話ししました。

いよいよ、撮影練習。ビオトープへ行き、生きもの観察と写真撮影に挑戦しました。最初は、なかなか生きものが見つからなかった方も、時間を追うごとにたくさんの生きものを見つけ、パシャリ。中には、細くて華奢なアジアイトトンボを見つけた方や、泥にもぐったシオカラトンボのヤゴを見つけた方も。撮影した写真を見せてもらうと、どれも素敵な写真ばかりでした。

最後に、生きもの写真の撮影マナーについての話し。生きものの写真を撮りたい一心で、餌付けをしたり、撮影の邪魔になるからと草木を勝手に伐採したり、不用意に近づきすぎて生きものが逃げるなど、生態に影響するような撮影について、各地で問題になっているお話しをしました。

アンケートには、「うまく写真がとれてよかった」「自然も目を向けると違う景色が見えた」「生きものの多さにびっくりした」「身近な生きものを久々にじっくり見ました」との声が多数ありました。参加した皆さん、おつかれさまでした!またぜひ、ビオトープに遊びに来てくださいね。